院長就任のご挨拶

仁木俊一郎です。
令和4年8月1日より父、仁木俊平から仁木医院を承継し院長に就任いたしました。

今年のゴールデンウイーク中に気持ちが固まり5月中旬から準備を始めたので、約2か月余りの準備期間でした。あまりに急に代替わりしてしまったので患者さん方から父の健康を御心配頂くこともありますが、父はいたって元気に過ごしております。この2か月余りの間に院内の改装、電子カルテの導入、医療機器の更新など本当にたくさんの仕事がありました。院内スタッフは休日返上で頑張って手伝ってくれましたし、これまで事務長として活躍してくれていた母も最後と一仕事とばかりにこき使ってしまいました。まだまだ慣れない部分もあり患者様を長くお待たせさせてしまう場面もあるかと思いますが、可能な限り待ち時間も少なく診療していこうと努めておりますので何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

これまで大学病院や地域の基幹病院で循環器疾患について学び、また市中病院では循環器疾患を中心に救急医療や内科全般の診療を15年間行って参りました。奇しくも父が仁木医院を開院したのは今の私と同じ43歳の時だったそうです。周囲の友人も開業したり事業を独立させたりと40歳代というのはキャリアの転換点、ひとつの区切りに当たるのかとも感じます。しかし医師としてはまだまだ未熟な部分も多く、引退するまで日々精進が必要なのは言うまでもありません。父も引退まで1週間を切っても新しい腫瘍マーカーの勉強をしたり、最近の心不全治療薬について質問してきたりと最後まで知識を更新しようとする姿はとても良い刺激になりました。

開業医として診療していくに当たりとても大切な仕事にひとつに知識の更新があると思っています。病院では周囲にたくさんの医師がおり、多くのサポートの中診療を行えましたが開業医は孤独です。自分の知識量、経験値がそのまま診療の質に直結します。そのため患者さんに最新の治療を提供し、適切なタイミングで病院と連携を取るためにも常に自分の知識の更新を行い、勉強会などで病院の先生方とも連携を取っていこうと思います。そして微力ながら近隣の地域医療に貢献できればこれ以上のやりがいはないと思います。

最後になりましたが、私は東海大学医学部を卒業後、京都大学医学部付属病院 循環器内科学講座の医局に入局させて頂きました。他大学出身の私を温かく迎えて下さった同門の先生方には言葉にはできないほどの感謝を感じております。出身大学に関わらず分け隔てなく御指導頂き、貴重な症例を経験させて頂き、医学の知識だけでなく医師としての在り方も教えて頂きました。少しでも恩返しできるよう、これからも元気よく仕事に励もうと思います。それでは、どうぞよろしくお願い致します。